2014年9月9日火曜日

【日本一周24日目0908】霊場恐山〜函館山【青森県むつ市〜北海道函館市】

24日目
今日は北海道へ上陸予定。フェリーの時間に遅れちゃいかんけん早めの出発。
当たり前だけど、夜明け前の青森はくっそ寒い。
いざ、恐山!!

↑霊山へ向かう道路が4号線なんて。縁起でもない。
↓山に入ると道のあちこちにこんな像が。白い手ぬぐいが雰囲気だしてる。
このあたりからなんか空気が変わった。
僕を歓迎してくれてるのか、カラスは自転車と並走して飛んでいる。
虫が顔の周り飛んでるけど何かの霊が憑いてるんじゃないかって思ってしまう。
↑麓からこんな石が続いてる。徐々に数字が小さくなる。
コナンの映画、天国へのカウントダウンが脳裏をよぎる。
↓湧き水があったので、手を洗う。神社と同じ作法でいいのかなぁw
↑この水は不老不死になれるらしい。
霊山の中腹に不老不死ってw
↓見にくいけど、右から霊場恐山って書いてある。
ちなみにこの山、勾配めっちゃきつい。斜度10%以上の坂が続く。
こいで押してを繰り返しながら進む。
↑300mほど登った後100mほど降りたら大きな湖が広がる。
↓宇曽利山湖。めっちゃ硫黄臭がする。
↑なんと三途の川がw
私、渡ってます。今後僕を見た人がいるとすれば、それはてつを君だと思う。

↓三途の川の横には如何にもな雰囲気の像が。
↑三途の川を渡る前に奪衣婆(ばばあ)に身ぐるみはがされて懸衣翁(じじい)が受け取る。
んで、じじいが服を枝にかけてその重さで罪が決まる。
鬼に見えるけどじじい。じじいの仕事の単調さたるや。
↓ばばあ。
↑鬼に見えるけどじじい。





















↓もっかいばばあ。
しょんべんちびりそうなくらい恐い。
誰かがかけた手拭いと変な柄のスカーフが怖さを助長してる。

↑湖に沿って進むと恐山到着!
↓入口の前で六人地蔵が出迎えてくれる。
↑新潟から来たお兄さんと。今朝むつ市のコンビニで僕を見かけてたみたい。
応援してくれてありがとう!大間でまた会えるかなぁと思ってたので残念。
↓ででーん。
↑震災で亡くなった方の冥福を祈る塔。
↓塔の横にはたくさんの供養のあとが。
↑カラフルなのは風車。これで死者を供養するみたい。
↓敷地内には温泉が。
↑迷わず入る。供養する前に自分も体清めないとね。
↓この後の汗と硫黄分のコンボは凄まじかった。先に言え。
↑順路に沿って進むとこんな岩場が広がってる。秋吉台とはまた一味違う迫力。
↓こんな感じで石を積んで、そこに風車さして供養するのがここのしきたりみたい。
↑さっきの湖のとこまで出るといかにもなお地蔵さまが。
↓湖脇に広がる浜辺。極楽浜。
とても写真には撮れなかったけど、浜辺に座り込んで石を積みながら泣き叫ぶ人もいた。
↑恐山の供養の仕方とは違うかもしれないけど、極楽浄土に行ってほしいからここで供養を。
名前は出さないけど、葬儀に行けなくてごめんなさい。安らかにお眠りください。

↓あとは岩場の地獄めぐり。これに関しては別府の地獄めぐりの方が100倍凄い。
とりあえず修羅の国から来たのでご挨拶。
↑六人地蔵の後頭部。見ちゃいけないものを見てしまった気がする。
↓泣いて供養したら心なしか気分が晴れた気がする。記念に風車をもう一つ買って旅のお供に。
そして再び山路へ。
3時間くらいかけて登った500mの高さから、15分くらいで駆け下りて薬研(やげん)温泉へ。
それにしても山から駆け下りるには最高に気持ちいい。
このご褒美のために自転車に乗ってるようなもんだ。

お預けを喰らいながら歯を食いしばって山を登り、ご褒美の下りを楽しむ。
自転車乗りはみんなドMなんだな、きっと。


↓渓谷にダムがあったのでパシャリ。
↑海岸線に出て大間を目指す。
途中に温泉地あったけどフェリーの時間に遅れちゃいかんけんスルー。
↓イカサマレース場。
夜は色んな組の利権を争うレースが繰り広げられているんだろう。
命がいくつあっても足りなそう。イカサマはダメ、ゼッタイ。
↑大間崎までもう少し。漁船旗がカッコいい!
↓ついたー!!
↑450kgのクロマグロと戦う男の腕。
一本釣りって釣り糸を直に引っ張るもんなの?
↓ここで旅を終えてもいいと一瞬思った自分に喝!
↑一緒になったお兄さん達と。
↓お兄さんが乗ってもいいって言うもんだからw
↑大間でマグロ

↑大間といえばもちろんマグロ。
マグロ丼食べたかったけど、値段を見てビビるニート。
↓ちょうど旬に差し掛かってる頃みたい。
でもいくら旬の大間のマグロとはいえ、高すぎでしょ。
2800円とか2日分の食費だし。
そもそも、大間のマグロというのはブランドであって、食べるマグロはクロマグロ。
クロマグロは津軽海峡を回遊しているが、大間以外でも当然クロマグロは揚がる。
品質は同じなのにブランドに振り回されるなんて愚の骨頂。
物事の本質を見極めることってだいz…
















↓大間のマグロちょーうめー!!!


↑大間崎を後にしてフェリー乗り場へ急いでると、ウミネコ(多分)の群れがお見送りしてくれた。
↓ワカメ干してる。野菜無料販売所ならぬワカメ無料販売所もあった。
↑大間港到着!今まで乗ったフェリーで一番でかい。値段もそれなりにしたけど。
大間から函館、1時間半で3300円(自転車コミ)
↓中は横になれるから楽チン。すぐに爆睡。
↑函館港到着!写真は今から本州に渡る人たちの車両。
バイク日本一周が二人いて、熊本と鹿児島から来てるみたい。
お話聞きたかったけど、フェリー乗り場のどこの誰かも分からないのでスルー。
↓大間〜函館が一緒だったお兄さん。今から(16:00)室蘭までの200kmを寝ずにこいで帰るらしいw
↑久々に見たよ、恋人の聖地(笑)的なモニュメント。
↓あぁ彼女ほしい。
↑フェリーに乗り込む前のバイクの方々。迫力あるね。
↓函館港と函館山。今から函館山登ってみんなに夜景を見せてあげるんだ!
↑自転車進入禁止orz
↓しぶしぶロープウェイで山頂へ。1200円、節約したかったな…
↓ロープウェイ乗り場の売店にて。初めて見るものがたくさん!
↑函館山から函館の街並を一望。
↓日本一周してる旅人にとっての憧れの人物伊能忠敬!
↑自転車で来たかったよ、やれやれ
のつもりだけぢ、横の人にポーズ決めてるように見えるw
↓日が暮れてきましたよん。
↑熾烈なポジション争い。スクリーンアウトを忘れて中を奪われる。
↓1番前は確保できず。
↑パノラマで撮ってみた。
↓夕飯はご当地バーガー、ラッキーピエロのハンバーガー。
↑ジャグラーにしか見えない。
↓うまい!普段はハンバーガー全く食べんけど、ラッピ(ラッキーピエロの通称)ならイケる!
ラッピは函館港で知り合って函館山を案内してくださった地元の方にごちそうになる。
ありがとうございました!
↑はーーるばる 来たぜ はーこだーてー!!
↓函館山で知り合ったヒッチハイカー2人はテンション上がってブリッジ。
おじさんは腰が痛いので見てるだけ。
集合写真はうまく撮れてなくて残念。
↓五稜郭が見渡せる五稜郭タワー。今回は時間的に断念。
↓下北半島の移動距離。今日は我ながらよくがんばった。
でもなんか函館山以降気分が悪い。
たくさんいた観光客の誰かに風邪うつされたかも。
今日は出費続きで苦しいけどスーパー銭湯へ。風呂に入らずに寝る。
例の蚊のやつじゃありませんように。

走行時7時間、走行距離96km、消費カロリー1336kcal

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2 件のコメント:

  1. こんにちは、8日に大間岬のまぐろだけ丼の飯屋の前で話しかけた25歳♂です!
    覚えていらっしゃるでしょうか(笑
    お話ししたのはほんの少しの時間ですが、とても印象に残りました。
    お会いできてよかったです。

    今頃は北海道のどこかにいるんでしょうか?
    体調を崩さぬよう気を付けてください、旅の成功をお祈りしています(^O^!!

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    1. おぉ、コメントありがとうございます!
      もちろん覚えてますよ!フェリーの時間が近くてゆっくりお話できませんでしたよね、ごめんなさい。
      今は大雨警報が出てる苫小牧西部の白老町にいます。今日は動けないかもしれません。
      ありがとうございます!これからも健康と安全第一で参ります!

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